Ludwig Reiter R20 Plain Toe Derby Black

東欧 オーストリア ウィーンを本拠とする「Ludwig Reiter/ルーディックライター」が新たなスタイルを伴って、入荷してきました。当店でも数年振りの取り扱いとなります。

【Ludwig Reiter / ルーディック ライター】
イタリアで製靴を学んだ ルーディック ライターがオーストリア ウィーンに戻り1885年に創業したシューメーカーです。
オーストリア・ハンガリー二重帝国の帝都として栄えたウィーンには多くの注文靴店が存在し、貴族のための靴作りが盛んだった。その中でも、グッドイヤーウエルト製法を採用し機械式の靴作りへと変貌を遂げ、発展していったのが同シューメーカーです。
2度の大きな世界大戦を生き延び、オーストリア最大のシューメーカーと成長しました。また、スニーカーや革製品の工房なども抱え、トータルブランドとして拡大を進めています。現在5代目のファミリーが経営を担い、オーストリア、ドイツ、スイスの13の直営店、および200を超える世界各地で販売されています。

第一弾として、入荷したこちらのモデルは同シューメーカーの定番ラスト「Salzburg ザルツブルグ」を採用したプレーントウダービーです。東欧に良く見られるつま先のボリュームがたっぷりととられたスタイルは足に窮屈さを感じさせなくコンフォートな履き心地を実現しています。つま先側と比べてカカト側はコンパクトに作られており、カカトが抜ける心配もありません。

今回採用したアッパーの革はプルアップレザーのため、オイルを含んでおり雨や雪にも強い素材となっております。フレンチカーフなどと異なりどことなくカジュアル感のある仕上がりとなっています。

ソールには、ルーディック ライター オリジナルのラグソールを採用しています。雪深い地域らしく、少し粘り気のあるラバーソールは、グリップ力が高くクッション性もあるので雨の際などにも心配なく履いて頂けます。中底面はフラットな印象なのですが、長時間履いてもまったく疲れにくく、履き心地が良いため多くのビジネスマンや会社経営者が好んで選ぶと言われていることを実感できます。

次回、秋にも新たなデザインなどが登場致しますのでお楽しみに。